先生「…となると、この問題は…
キーコンカーンコン…
あら、もう、時間ね。では、今日の授業はここまで、今度は中間試験があるから、しっかり勉強するように…」
試験ね…まぁ、私には関係ない話しね…
そう思ってトイレに行こうと席を立ったとき…
守・恵「「リンちゃん、確保~」」
え?…なに。
守「リンちゃん~、ちょぉっと、僕たちについてきて~」
恵「ちょっと、だけだからっ!」
守・恵「「さぁ!行こうっ!
僕たちの家に!!」」
……え?
家…?
カナト「…ちょ、なに僕のリンを連れていこうとしてんの?」
龍「…お前ら、何を考えてる…」
建「家にかえって、楽しいことでもする気…いってっ!殴ることねぇーじゃーん!右京っ!」
右京「変なことを言わないで下さい。」
守「もぉ~、皆じゃぁーまっ!」
恵「そこをどいてっ!」
海「そんな、簡単にどくわけねぇーよ」
『……どうして、私なんですか?
あと、なんで家にいかなきゃならないんですか?』
守「(ボソッ) リンちゃんじゃないとダメなのっ!」
恵「(ボソッ)…お願い…!」
はぁ。面倒ね。
でも、何かつかめるかも?
『…分かりました。』
ドアには皆が立ってる…
家に行くんだったらまずはドアを出なきゃなんだけど…
しょーがない…
『では、行きましょう。2人とも。』
恵「でも、皆が…」
『…2人とも高いところは苦手ですか?』
守「大丈夫だけど?」
『そうですか…では、失礼します。』
守・恵「「へっ?ええーーー?!」」
