LEGEND GIRL 1



先生「…となると、この問題は…


キーコンカーンコン…


あら、もう、時間ね。では、今日の授業はここまで、今度は中間試験があるから、しっかり勉強するように…」



試験ね…まぁ、私には関係ない話しね…




そう思ってトイレに行こうと席を立ったとき…



守・恵「「リンちゃん、確保~」」



え?…なに。


守「リンちゃん~、ちょぉっと、僕たちについてきて~」


恵「ちょっと、だけだからっ!」


守・恵「「さぁ!行こうっ!



僕たちの家に!!」」


……え?
家…?



カナト「…ちょ、なに僕のリンを連れていこうとしてんの?」


龍「…お前ら、何を考えてる…」


建「家にかえって、楽しいことでもする気…いってっ!殴ることねぇーじゃーん!右京っ!」

右京「変なことを言わないで下さい。」


守「もぉ~、皆じゃぁーまっ!」


恵「そこをどいてっ!」


海「そんな、簡単にどくわけねぇーよ」


『……どうして、私なんですか?
あと、なんで家にいかなきゃならないんですか?』


守「(ボソッ) リンちゃんじゃないとダメなのっ!」


恵「(ボソッ)…お願い…!」



はぁ。面倒ね。


でも、何かつかめるかも?



『…分かりました。』


ドアには皆が立ってる…


家に行くんだったらまずはドアを出なきゃなんだけど…



しょーがない…


『では、行きましょう。2人とも。』


恵「でも、皆が…」


『…2人とも高いところは苦手ですか?』


守「大丈夫だけど?」


『そうですか…では、失礼します。』



守・恵「「へっ?ええーーー?!」」