『ちょ、ちょっと待って下さい。
ひ、姫ってどういうことですか。』
右京「王龍の姫になるということは、総長の大切な女性…言わば、彼女になるということです。」
守「そして、僕たち王龍は姫を何がなんでも守るんだ〜!」
恵「なんたって、僕たちの総長の彼女だもんっ!」
えっ、ちょっと待って、私…
海「おいっ!いつ、リンがくろだの彼女になったんだよっ!!」
そう、それよ。私がいつなったって言うのよ。
なった覚えが一度もないわ。
右京「リンが可愛いお姫様だということは言われなくても分かっています。
ですが、あなたたちのいうお姫様ではありません。絶対に。」
いや、可愛いお姫様でもないんですけど。
カナト「そうだよ〜♪なんで、リンが君たちの総長の彼女にならなきゃいけないわけ?」
…カナト、殺気が出ているわよ。
龍「…お前はどうなんだ。暁 リン。姫になるか?」
どうなんだなんて、そんなの…
『お断りします。』
断るに決まってるでしょ。
私には組を倒すという仕事があるのよ。
どうして、仲間だなんて、面倒なことをしなくちゃならないの。
はぁ…。
こんなこと…
想定外よ。
