幼なじみの溺愛が危険すぎる。

「……りりちゃん、あいつとつきあうの?」



目を合わせないまま玲音が呟いた。



「………なんの話?」



「りりちゃんと颯大って人の話」




「……どうしてそういう話になるの?」




「りりちゃんこそ、部屋にまで連れ込んでるのにどうしてトボけるの?」



口調を強める玲音に、なんて説明したらいいのかわからない。



「別に連れ込んだわけじゃないし、トボけてるわけでもないよ?

颯大が左足を痛めてたからテーピングで固定しただけだよ?」


「りりちゃん、あいつの背中に手、回してたじゃん…

俺がこんなに早く帰ってくるとは思わなかったんでしょ?」