幼なじみの溺愛が危険すぎる。

颯大を支えながら振り向くと、

玄関に玲音が立っていた。



「あ、玲音…おかえりっ」



玄関の鍵、開けっぱなしだったんだ…



それを聞いた颯大は、驚いたように目を丸くした。



「………え?!

"れおん"って、りりかの弟の"れおん"くん?

よく道場に見に来てたよな?

すっかりデカくなって!

めっちゃカッコ良くなってんじゃん!

この前、りり花を送ってきたときにもマンション前で会ったよな?

まさかあの小さかったれおん君だとは思いもしなかったよ。

れおん君、俺のこと覚えてる?」



「はい…ってか、俺、りり花の弟じゃないんすけど…」



無愛想に玲音が返事をすると、


「…え?そうなの?」


と確認するように颯大が私に顔を向けた。