幼なじみの溺愛が危険すぎる。

「玲音、なにか欲しいものある?

必要なものがあったらすぐに買ってくるよ?」



「…りりちゃん、さっきの会話は完全スルー?

こういう時は雰囲気にのまれて

"一生一緒にいる"

って言うもんじゃない?」




「そうなの?」





「はぁ……

りりちゃんも、なかなか手強いよね…」



ガクリと肩を落とした玲音にもう一度同じことを訊ねた。



「それより玲音、欲しいものは?
喉渇いてない?」




「なんでもいいの?」




「うん、なんでもいいよ。

今日だけは、玲音のわがまま全部聞く」



「ホントに?」




「うん、ホントに」



玲音の着ている制服には、

まだ血液がべったりとついている。


一旦家に帰って、玲音の着替えを取ってこようかな…


それとも先にタオルで腕や首に残っている血の跡を拭き取ってあげたほうがいいかな…


そんなことを考えていると玲音が私の顔を覗き込んだ。


「本当になんでもいい?」



「うん、本当になんでもいいよ?」



それを聞くと玲音は爽やかな笑顔を浮かべた。



「それなら、生まれたまんまの姿のりりちゃんが今すぐ欲しい♡♡♡


病室でってのも、なかなか刺激的だよね♡」




「………………」