幼なじみの溺愛が危険すぎる。

玲音が救急車で運び込まれたのは偶然にもおばさんの入院している病院だった。



「出血が多くてびっくりしたかもしれないけどCTでもレントゲンでも異常は見られなかったから大丈夫よ。


6針縫ったから痛みはあると思うけど、すぐに退院できると思うわ」



担当のお医者さんの言葉に黙ったままこくりと頷いた。



私のせいで……玲音が…6針も……



頭に包帯をまいて青白い顔をして眠っている玲音を力なく見つめた。



玲音にこんな大けがさせて、


私…なにしてるんだろう……



ポタポタとこぼれる涙は玲音の血液がこびりついた手のひらに落ちた。




「ご家族の方はまだいらっしゃらないのかしら?」




「私が、一緒にいます…

ずっと、私が一緒にいます」




そう伝えて、震える手のひらをぎゅっと握った。