幼なじみの溺愛が危険すぎる。

バスを降りて校門に向かって歩いていくと

工事車両が校内を出入りしているのが見えた。



「なんでトラックがうちの学校に出入りしてるの?」



「ああ、体育館の補修工事が始まるらしいよ」



「へー…」




玲音の言った通り、体育館の周りにはたくさんの材木が積み上げられていた。



「でもさ、こういう死角が増えるのは嬉しいことだよね♪」



???



「どうして?」



嬉しそうに笑った玲音をキョトンと見上げる。




「だって、こんなことだって堂々とできちゃうからさ♪」




そう言って、スッと顔をななめに近づけてきた玲音から慌てて一歩離れると、

立てかけてあった材木にゴツンと頭をぶつけてしまった。



いったぁ〜いっ!!!




あまりの痛さに目の前に火花が散った。