幼なじみの溺愛が危険すぎる。

「いつまで…一緒にいられんだろうな、母さんと…」



玲音はずっとその想いを抱えながら生きてきた。


おばさんをいつか失ってしまう日がくることに怯えながら…


おばさんも、ずっと怯えている。


いつか、玲音を一人にしてしまう日が来てしまうことに…



そっと両腕を伸ばして、

辛さに耐えるように固く目をつぶった玲音を抱きよせた。



「おばさんは大丈夫。

私が大丈夫って言ったら、絶対に大丈夫なんだから」



両腕で玲音を包むと、玲音の柔らかい髪に顔をうずめた。



「私が一緒にいるから」



腕のなかの玲音をぎゅっと抱き締め、


玲音が眠るまで


玲音の髪をなで続けた。