幼なじみの溺愛が危険すぎる。

先週の土曜日、

玲音は部活があったから、一人でおばさんの病院にお見舞いに行った。


週末の病院はたくさんのお見舞い客が訪れていて、平日に比べると格段に賑やかだ。


いつものようにおばさんと話したあと、

帰り支度をして病室を出ようと扉に手をかけたところで、おばさんに呼び止められた。



「りりちゃん、私にもしものときがきたら玲音のことを…お願いできる?」


震える声でそう言ったおばさんを

まっすぐに見据えて返事をした。



「……ダメです」



「え?」