幼なじみの溺愛が危険すぎる。

「りりちゃん、この前言ってた家庭科のパジャマ作りは大丈夫だった?」


「うん!ボタンホールが難しかったけどなんとかできそう。

完成したらおばさんにすぐメールするねっ!」


それを聞いて玲音が驚いたように目を見開いた。


「りりちゃん、パジャマなんて作ってたの?」


「うん、家庭科でね。型紙とるところからつまづいちゃって、おばさんに泣きついたの」



「いいよな、女子は。俺らゴリバヤシの柔道だし…」



「ゴリ林って?」



おばさんが玲音に顔を向けた。



「190はあるゴリラみたいな体育主任で、俺らひたすら投げられんの。

受け身ばっかりで、これ、柔道じゃねぇだろ…みたいな」



「男子、ゴリ林の授業のあとみんなぐったりしてるもんね」



「俺もりりちゃんとお揃いのパジャマ欲しいな。

りりちゃんに作ってもらおうかな♪」



玲音がそう言ってニッコリ笑うと、おばさんが視線を尖らせた。



「玲音、いいかげんにりりちゃんに甘えるのはやめなさいっ」




「………」



おばさんに怒られて気まずそうな顔をして俯いた玲音を見て、

おばさんと2人でクスクスと笑い合った。