幼なじみの溺愛が危険すぎる。

病院につくと、私達をみておばさんは目を丸くした。



「2人そろって病院に来るなんて珍しいわね?!」



玲音は小さく笑うと、入り口近くに置いてあった椅子に座った。


いつもはうるさいくらいよく話すのに、
病院に来ると玲音は途端に口が重くなる。

玲音がおばさんに目を向けないようにしているのがわかる。



「おばさん、この前借りた本、すごく面白かったよ!

読み終わったら玲音にまわすね?」



「あら、良かった。私、まだりりちゃんに借りた本、読み終わってないわ」



「もう読み終わっちゃったからいつでも大丈夫っ!」




玲音はエナメルバックを床に置くと

椅子に座って私とおばさんが話しているのを黙って聞いていた。