幼なじみの溺愛が危険すぎる。

すると、サッカー部の練習を見ている女の子たちの甲高い声が聞こえてきた。


「やっぱり如月先輩かっこいいよねっ!」


「ダントツだよっ。ダントツっ!
今のプレーなんてすごすぎるっ」



「あの整った顔立ち、潤んだ黒い瞳、高い身長にあのサラサラの髪の毛。

サッカーめちゃ上手いし、なによりあのキラキラオーラっ!!」


「目が合うだけでドキドキしちゃうよねっ」


……なんだか、ものすごい幻想を玲音に抱いているような。



「今年入部したサッカー部のマネージャーなんて、みんな如月先輩狙いって話だよ」



「露骨にベタベタしててムカツクよね」



うわっ!!女子こわっ!!


急に顔色を曇らせた彼女たちの視線の先を追うと、

嬉しそうに玲音にタオルを渡している可愛い女の子の姿があった。


なるほど……



それにしても、玲音にボールがわたるたびに女の子たちが色めきたつ。



すると、サッカー部の練習を見ていた女の子の一人が盛大なため息をついた。


「でも、如月先輩、彼女がいるんだもんね」



「ホント、彼女もちじゃなきゃねえ……」




………んん?玲音に彼女?