「……ケータイ」
「………え?」
「りり花の居場所、GPSで探した。お前、電源切っただろ…」
「……玲音…本物のストーカー?」
「おい……
誰が助けてやったと思ってんだよ……」
視線を尖らせた玲音に小さく謝る。
「す、すみませんっ」
すると、玲音が長いため息をついた。
「お前の母さんから頼まれてたんだよ。
りり花になにかあったときのためにって。
家のPCと俺のケータイからお前の居場所探せるように登録してあるんだよ」
「………それっていつから?」
「りり花がケータイ買った瞬間から」
「ってことは5年前から?!怖っ」
「はぁ?!どの口が言うか?どの口が?」
玲音にほっぺたをぎゅっと掴まれて涙目になる。
「す、すびばせん…
…………それより、玲音…」



