「いいよ、りりちゃんが嫌なら、俺、ちゃんと我慢するよ。

もうりりちゃんのこと困らせないって決めたから。

おやすみ、りりちゃん…」




しょんぼりと肩を落として立ち上がった玲音に、

バイバイと手を振る。





……ホッ。