幼なじみの溺愛が危険すぎる。

「でも、私、沙耶ちゃんみたいに綺麗じゃないし
今まで告白とかされたこともないし」


そう伝えると、沙耶ちゃんが首をひねった。


「おかしいなぁ……」


「どうして?」


「だって、りり花、先週のお昼休み、青木先輩に呼び出されてたでしょ?」


「うん」


「青木先輩、りり花に告るって彼氏から聞いてたんだよね。

りり花が青木先輩とうまくいったら、
ダブルデートできるって楽しみにしてたんだけどなあ」


そう言って沙耶ちゃんは口を尖らせた。


「でも、告白なんてされなかったよ?
そういえば、青木先輩、なんの用だったんだろう?」


「屋上で先輩と話したんでしょ?」


「うん」


でも、青木先輩となんの話をしたんだっけ?
……はて?


「あっ!屋上で青木先輩と話してたら、
玲音がうちの鍵を貸してくれって屋上まで来たんだ」


「……玲音くんが?」


それを聞いた沙耶ちゃんがピクリと眉をあげた。