幼なじみの溺愛が危険すぎる。

その日の夕飯の時間、テーブルをはさんで玲音と向かい合って座ると

玲音がしょんぼりとうなだれた。



「りりちゃん……」



「なに?セクハラ玲音くん?」



そう言って冷たく一瞥すると、玲音が情けない声を出した。



「なんで俺の唐揚げだけ少ないの?」



「それは玲音くんが変態だからでしょ?」



「えーっ…じゃ、りりちゃんの唐揚げ、口移しでいいからちょーだい?」



「………包丁に刺してお口まで運びましょうか?」



握った包丁をキラリと玲音に向けると、玲音が体を震わせた。



「り、りりちゃん、目が笑ってないよ」