耳元でそう囁いた玲音を思わずじっと見つめる。
そのまま顔をななめに近づけてきた玲音のネクタイを、ぐいっと握った。
「……このネクタイでひとおもいに首を締め上げてみる?」
「冗談だって!りりちゃん、顔、めっちゃ怖いっ!!」
「当たり前じゃっ!!」
「それじゃ、これで我慢♪」
そう言って、私のほっぺたに軽く唇をチュッとくっつけると
玲音は走って逃げて行った。
「玲音っ!!!!!」
思わずぐっと拳を握ったものの、
心臓はトクトクトクトクとその鼓動を早めている。
……って、
なんか私…玲音にドキドキして…る……?
もう、やだっ!
自分でも訳がわからない!



