幼なじみの溺愛が危険すぎる。

「おばさんは?」


玲音が玄関に入ると、一番気になっていたことを真っ先に訊ねた。


すると玲音の強張っていた表情がすこし緩んだ。



「薬が効いて落ち着いてきた。今日は少し話もできた」



「手術は?」



「今回は避けられそう」



「そっか…良かった…」




玲音の言葉に肩の力が抜けた。


安堵の思いが涙に姿をかえて、ポロリとひとつぶの涙が溢れた。