幼なじみの溺愛が危険すぎる。

「玲音、これ、見て」


母さんが引き出しから取り出したのは

片手で持つのもしんどそうな厚いアルバムだった。



「………?」



母さんから受け取ったアルバムを開いてみると、俺の写真ばかりが白い台紙一面に貼り付けてあった。

サッカーしてたり、教室で友達と笑ってたり…りり花の家でテレビを見てたり

飯食ってたり…


俺の日常がそのまま写真になってアルバムに張り出されていた。



アルバムの最後に貼られていた写真は黒川の肩を抱いて帰る俺の後ろ姿だった。