幼なじみの溺愛が危険すぎる。

時計の針が11時を指した頃、廊下の向こうからパタパタと忙しない足音が響いて来た。


お母さんだ……




「りり花、如月さんは?!」



「集中治療室…」



「玲音くん、お父さんは?」



「奥の部屋で担当医と話してます」



玲音がそう言ったちょうどその時、


奥の部屋から玲音のお父さんが出てきた。



玲音のお父さんは、うちのお母さんと二言三言言葉を交わすと、

私たちの方へ近づいてきた。