幼なじみの溺愛が危険すぎる。

灰色のリノリウムの床から隣に座っている玲音にゆっくりと視線を移すと、

玲音は肩を震わせながら必死に泣くのを堪えていた。



そんな玲音を見つめながら、

玲音 はもう昔の玲音じゃないんだと

気づかされた。




昔だったらこんなときに、

両手でぎゅっと抱きしめてあげることができた。


でも、玲音の骨ばった大きな背中はもう小さいころとは違う。



玲音はこんな時に声をあげて泣いたりはしないんだ。