幼なじみの溺愛が危険すぎる。

「それだけじゃないよ。

汚れたワイシャツの漂白の仕方とか、

玲音の部活のジャージの泥汚れの落とし方とか、そういうのを私に教えてくれたのは全部おばさんなんだよ」


お料理や家のことをお母さんの代わりに私に教えてくれたのは、おばさんだった。


玲音のおばさんは、私にとって大切なもう一人のお母さんだった。


病院でおばさんと話せる時間がなによりも楽しみだった。




「つうか、なんでそんなにうちの母親と会ってんだよ…」



突き放すようにそう言った玲音に、ポツリポツリと話し続ける。