幼なじみの溺愛が危険すぎる。

病院に着くと、すぐにおじさんが集中治療室まで案内してくれた。



「すみません、おじさん。玲音と連絡がとれなくて…」



不安で声がかすれた。



「留守電には残しておいたからそのうち来るだろう。

それより、りりちゃん。

いつも、夕飯からなにからなにまで玲音の面倒を見させてしまって、ごめんな」



黙って首を横に振ると、おじさんに頭をポンポンと叩かれて、

その手のひらの温かさに堪えていた涙がまたひとつこぼれた。


集中治療室の前のベンチでおじさんと並んで座る。


おばさんは大丈夫、絶対に大丈夫……


何度も心の中で繰り返すけれども、病院の静けさに不安は増すばかりだった。



集中治療室の前でおばさんの無事を祈って2時間近くが過ぎた頃、

ようやく玲音は病院にやって来た。