(完)何でもできる子vs何もできない子





「でもね、その日に幼なじみの




隼人から告白されたの。





1回、断ったんだけど、



ちゃんと考えて



って


言われたの。






校外学習のとき、颯太くんに頑張って


アタックしたけど、ダメだった。」





「なんで、あんなに颯太くんと


仲良さそうにしてたのに。」



私は、言った。



だって、ほんとにあの二人は


仲良さそうだった。




「仲が良さそうだった。


仲が良いんじゃなくて


良いふりをしてただけ。





颯太くん気持ちは、


ずっと私には向いてなかったの。






あ、もう無理だ!ってなんか、


分かっちゃったの。




だから、隼人と付き合うことにした。」






「そうなんだ…ごめんね、

こんなこと言わせて」



ほんとだ、


どこかで、ホッとしてる自分がいた。





「いいよ。


でも、無理やり隼人と

付きあったわけじゃないよ。」





「うん、分かってる。


リホは、そんな子じゃないことくらい

分かってるよ。」




リホは、ちゃんと自分の気持に正直で



間違っても好きじゃない人と付き合ったり



しない。