ずっと目の前の魚を見ていると
「川北さん、何見てんの?」
「えっ、魚!」
横を見ると颯太くんがいて笑っていた。
たぶん、また聞いたらバカにされそうだから
あえて聞かなかった。
「てゆうか、なんで颯太くんが
こんなところにいるの?」
「え、
だって川北さん方向音痴ぽいもん。」
ぽいって…。
まぁ、当たってるけど………
本当にそう。
いつも、こうやって
一人で行動したりするけど
最後は迷って不安になる。
「ねぇ、そういえばあの魚は何をしてるの?」
1匹だけ変な動きをしている魚がいた。
「あっ、それは
颯太くんは、
魚博士かー!
って突っ込みたいほど詳しかった。
私の質問にも何でも答えてくれて
すごく勉強になった。


