だから、いつ飽きてもおかしくはなかった
だから、紗由理さんの言ってることは本当なんだと思った
遅いのは紗由理さんのためなんだと、メールがきたらすぐそう思ってしまう
まぁ、そうなんだけどね...
でも、私からは“別れて”なんて言えなかった
だって、私は今でも尚が好きだから
だから、私からは言えない
でも、尚から言われたら素直に別れようと思っている
未練はあるかもだけど...
まぁ、しょうがない!!
尚から晩御飯はいらないと言われてもそれでも私は作る
だって私が出来るのはこれしかないから
いつ別れの話をされるのかわからないから、だから私は最後まであの人のためにできることをしたい
って、言ってもただただ私があの人の“妻”としていたいだけなんだけど