そばにいろ



「だからもう「由美」お願いもう出てって!「由美!」



ビクッ



「お前、勘違いしてるぞ!


いつも返事をしてやれないのは、ただ…ただ恥ずかしかっただけなんだ!


それに、武宮さんが俺に気があるのはなんとなくわかってた


けど俺は武宮さんは別に好きじゃねぇ」



「嘘」


「嘘じゃない」


「じゃあ、どうしてあなたの携帯を彼女が持ってるのよ。電話があったのよ今日


その、沙由里さんって人から


だから、信じられるわけなじゃない!」


もう、涙が抑えられなかった


どんどん涙が流れていった



「由美、聞いてくれ!

それは、俺今日携帯どっになくしちゃったんだよ!

たぶん机の上に置いといたらいつの間にかきえててたぶん、その時に武宮さんに、俺の携帯取られたんだと思う」



「嘘…」


「俺を、信じて。

俺はずっと由美が好きだった!


今でもずっと好きだ


いや、好きだけじゃたりない


お前を愛してるんだよ!!」


ドキッ



「うっ…尚ー」


私は尚に抱きついた


「ごめんなさい。

私変な勘違いしてて


私も尚の事。好き。愛してる」



「よかった」


ギュー

そう言って尚も私をつよく抱きしめてくれた



「由美、不安にさせてごめんな


もう、不安にさせないように努力するから、ずっと俺のそばにいろ」




「はい」