ジリリリリリリリ


「………」

うるさい目覚ましの音などお構いないし寝ている私が、八雲 怜 高1 デス…

もうちょい寝たい…けどまぁ学校あるしー起きるか。


「ふああー、眠い…」


私は、あくびをしならが、とりあえず家族のいるリビングへ行った。


ガチャ

怜「はよー」


涼「おー、怜おはよ。」



この人は私の兄の八雲 涼(ヤクモ リョウ)高3
涼はすごい頼りになるし冷静だし優しい兄なんだー。


俊「おーはよっ、怜。相変わらず眠そうだなー笑」

怜「んー、眠いもんは仕方ないじゃん?
眠くてどうにかなりそうだよー…」


朝っぱらからテンション高いコレは?
いや、この人は次男の 八雲 俊 (ヤクモ シュン)

高2 俊はテンション高過ぎるけど、
人の気持ちを理解してくれる兄だよー


父 母「「おはよー」」

この二人は私の親の八雲 春馬(ヤクモ ハルマ)
と八雲 加奈美(ヤクモ カナミ)

怜「おはよー」


母「3人ともーちょーーとだけ話さないといけないことがあるんだけど♪」


と言われた瞬間私達は…


怜 涼 俊「(ゾワゾワッ)」

寒気がした。

お母さんは怒るとすごい怖いんだよねー

ほんっとに…


とりあえず、これは大人しく聞いといた方が身の為だと思う。


怜「何ー?」

母「あのね…」


お母さんがお父さんにアイコンタクトを送るとお父さんがとんでもない事を口にしたんだ。



父「お前達には、転校してもらう!!」


怜「は…、」

涼「……」

俊「マジでかぁあ!!うっしゃ」


あれ?明らかに1人だけテンション高いんですけど。笑


てか、え、どこの学校だよ?そんな事を考えていると、ちょうど涼が


涼「なぁ、親父それってどこの学校?」

怜「(コクコク)」

さすが涼。考えてる事は同じだった
だから私も頷いた。


母「それはね〜、東隣学園(トウリンガクエン)
よー。あそこの理事長は知り合いだからねぇ、快く迎え入れてくれるわよー♪」


涼 怜「…はぁああああ?」

俊「うおぉ、楽しみぃいいいい!」