北斗「倫太郎さん流以さんいないと生きていけないみたいな事、言ってたらしいですしね。」

そうなんだ。
ってか、なんで北斗が知ってるの?

流以「それで、わからないからここに来た。」

私たちに相談されてもね。

璃流蘭「お母さん。だったら、お父さんの前で自殺するフリでもしようか?」

北斗「はっ?」

流以「その手があるか。」

お母さんが傷つくのだけは防ぎたい。
何があってもリルを捨てなかった。
リルを信じて育ててくれた。

北斗「璃流蘭、一歩間違えれば本当に死ぬかもしれないんだぞ。」

璃流蘭「北斗。リルを信じて。大丈夫だから。」