愛のカタチ

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「ねぇ、ママ!ちょっと来て!」


砂場から真央が私を呼んだ。

日陰のベンチから立ち上がり、太陽に照らされた砂場へ行ってみると


「まぁー、可愛い!」


なんと、丸いゼリーのカップを使って、家族三人のケーキを作っていたのだ。 


石ころと葉っぱで顔の表情まで作られていて、自然と笑みが零れた。 


「これが真央で、これがママ。こっちがパパだよ!」


得意気になって指差す真央は、自分の子どもながら本当に可愛くて、思わずギュッと抱き締めた。 


「ママ!ダメ!!
ぎゅーしたらケーキがこわれちゃうよ!」 


―――…!! 


「あっ、ごめん」


危機一髪!


危うく、並べられたケーキを踏み潰しそうになった。