愛のカタチ

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「おーい!早くしろよ!みんな待ってるぞ!」
 

今度は、松本くんだ。 


「ねっ、さすがに急ごうよ!みんなを待たせ過ぎだよ!」


「いいよ。どうせ、夜の学校、探検しようとか、くだらねえこと言ってるだけだから」 


「そんなこと言っても……。やっぱり、みんなを待たせちゃ悪いよ!」


ふぅ〜と、賢司が大きく息を吐いた。


「あいつら、今から何やるつもりか分かる?」


「えっ?」


ポカンと口を開けて、聞き返す。


「ゲームやって負けたら暴露大会!お前、そんなところに行きたい?」


「――えっ?暴露大会って何?」


「秘密だよ、秘密!
高校時代の、人には言えない秘密をみんなに暴露するんだよ!」


「えぇぇぇーーーっ!!」


しんと静まり返った夜の学校に、悲鳴とも思える驚きの声が響き渡った。