今日も冷蔵庫を開いた瞬間、中に大量に詰め込まれたアルコールの類が目に飛び込んできた。
「酒ばっか飲んでないでちゃんと朝ごはん食べろよ。子供じゃないんだから」
「……子供はお酒飲まないし」
「屁理屈言うな」
テツは樹里の鼻を思い切りつまんでやった。
樹里が顔を歪めてようやく身を起こす。
「ヨーグルトとフルーツなら食べられるだろ」
「……うん」
テツは用意した朝食をテーブルに運んだ。
「テツは?」
「食べて来た」
「そ」
樹里はゆっくりとヨーグルトを口に運び、ぼんやりとした瞳でテツを見た。
「いつもありがと」
珍しく樹里から感謝の言葉。
「いまさらかよ」
「テツみたいな人が結婚してくれたら私幸せだったかも」
「嘘つけ」
「本当だって」
樹里が力無く笑う。
見ていて痛々しかった。
家では母親がいつになったら自分は孫の顔が見られるんだろうと煩い。
いつまで経っても男がいるそぶりを見せない樹里に母親はヤキモキしている様子だった。
「酒ばっか飲んでないでちゃんと朝ごはん食べろよ。子供じゃないんだから」
「……子供はお酒飲まないし」
「屁理屈言うな」
テツは樹里の鼻を思い切りつまんでやった。
樹里が顔を歪めてようやく身を起こす。
「ヨーグルトとフルーツなら食べられるだろ」
「……うん」
テツは用意した朝食をテーブルに運んだ。
「テツは?」
「食べて来た」
「そ」
樹里はゆっくりとヨーグルトを口に運び、ぼんやりとした瞳でテツを見た。
「いつもありがと」
珍しく樹里から感謝の言葉。
「いまさらかよ」
「テツみたいな人が結婚してくれたら私幸せだったかも」
「嘘つけ」
「本当だって」
樹里が力無く笑う。
見ていて痛々しかった。
家では母親がいつになったら自分は孫の顔が見られるんだろうと煩い。
いつまで経っても男がいるそぶりを見せない樹里に母親はヤキモキしている様子だった。

