「……偽善者、ねぇ?」 少女は、不気味に呟くのだ。 「所詮は、皆、偽善者なのよ。 貴方だけじゃないわ。 この子も、偽善者。」 知らないのは、貴方達。 「この子の、偽善ぶりを見れば落ち着くんじゃない? ほら、新しい玩具を用意したわ。 近くに居た、自分以外の偽善者を見なさい。」 そう言って、クスクスと笑うのだ。 「所詮は、偽善者。 “いい子”なんて居ないのよ。 一番、貴方が分かっていると思うわ。」 と、足を組み直した。