ーー 体重計に乗る。案の定、増えていた。 お腹もぽっこり出てきたかのような。このままでは、太る一方。細身の彼に釣り合うように、ダイエットしなければ。 「あれ、新垣さん。何をしているので?」 「腕立て伏せ」 「新垣さんも鍛えるんですね」 「雨音が何キロになろうとも、お姫さま抱っこ出来るように。君を愛し続けていたいんだ」 ※悪気はない。悪気はないんだ。 Aさん談。