冴島勇斗side
マジでめんどくせぇ。
朝からキャーキャー女子に騒がれて疲れきった俺は、宿題のプリントを教室に忘れて戻ってるところ。
2年生初日からついてねーな。と思いながら階段を上がってく。
それにしても、俺の隣の席の黒崎栞凪。なんか気になる。俺と隣なのに全然喋らないし、見向きもしない。普通の女なら甘ったるい声で媚を売ってくるくせに…
その上、超絶美少女だし…
この世のものかと思う程……
黒崎について考えているといつの間にか着いた教室。
プリントとってさっさと帰ろー。と思っていると、なんか話し声が聞こえてきた。
よーく見ると黒崎が女たらしで有名の田中に捕まっていた。しかも、震えながら泣いてるし……
なんとなく、黒崎を助けなきゃと思った俺は、おそらくキスしようとしてるであろう田中に一発パンチをくらわせた。
黒崎は大丈夫かと思い振り返って聞くと、ぼっーとしながらヘニャヘニャと倒れてしまった。
俺は駆け寄ると、黒崎の肩を揺する。
起きる気配のない黒崎は、目をつぶったまま涙を流して浅い息を繰り返しながら震えていた。
田中に言い寄られただけで、ここまでなるか??と疑問に思いつつ黒崎を抱っこして保健室に向かった。
マジでめんどくせぇ。
朝からキャーキャー女子に騒がれて疲れきった俺は、宿題のプリントを教室に忘れて戻ってるところ。
2年生初日からついてねーな。と思いながら階段を上がってく。
それにしても、俺の隣の席の黒崎栞凪。なんか気になる。俺と隣なのに全然喋らないし、見向きもしない。普通の女なら甘ったるい声で媚を売ってくるくせに…
その上、超絶美少女だし…
この世のものかと思う程……
黒崎について考えているといつの間にか着いた教室。
プリントとってさっさと帰ろー。と思っていると、なんか話し声が聞こえてきた。
よーく見ると黒崎が女たらしで有名の田中に捕まっていた。しかも、震えながら泣いてるし……
なんとなく、黒崎を助けなきゃと思った俺は、おそらくキスしようとしてるであろう田中に一発パンチをくらわせた。
黒崎は大丈夫かと思い振り返って聞くと、ぼっーとしながらヘニャヘニャと倒れてしまった。
俺は駆け寄ると、黒崎の肩を揺する。
起きる気配のない黒崎は、目をつぶったまま涙を流して浅い息を繰り返しながら震えていた。
田中に言い寄られただけで、ここまでなるか??と疑問に思いつつ黒崎を抱っこして保健室に向かった。
