きみとわたしの365日

「好きなの?幼なじみー」


ニヤニヤ顏の友達がとても楽しそうにこちらを見ているから、わたしはおもわずデコピンを決めてやった。


「違うってば!そんなんじゃないし!」


こうムキになってしまうのは、半分あたりだから。


ここのところ、表情筋がゆるゆるなのも全てはあいつが原因だ。


半分あたり、というのもわたしの「好き」は、愛してる!の好きではないから。
ただ、友人として好きだから。


あの泣き虫みーちゃんが、今どんな風になっているのかな、とか
また一緒に遊べるのかな、とか
いろいろ考えると楽しみで楽しみで。


不服そうな友達をよそに担任の先生が教室に入ってきた。若くて、イケメンで女子に大人気の先生。


毎朝この顔が拝めるのはかなりラッキーだと思う。


「おはよう。さっそくだけど転校生がいるから紹介する。入っていいぞー。」


…転校生?まさか。いやいや同じクラスだなんて、そんなことはないはず。