きみとの思い出は頭から溢れ出るくらいあるけれど、
一番最後の、お別れのときをすごく覚える。
シロツメクサが綺麗に咲いてたいつも一緒に遊んだ公園で、
わたしの指にシロツメクサの花で作った指輪をはめてくれて、こう言ってくれたよね。
「ぼくは遠くへ行っちゃうけど、いつか絶対にお迎えに行くから!だから、僕のこと待ってて!」
わたしは嬉しくて嬉しくて号泣してしまったけれど、たしか
「うん、待ってる。絶対迎えに来てね。」
て、ちゃんと答えられたはず。
あの時のきみは、いつもの泣き虫くんじゃなくって、わたしを引っ張っていってくれるような男の子になってたっけ。
あの指輪は、さすがに枯れてしまって取っておくことはできなかったけど、
この約束は、まだなくなってないよね。
わたしはずっとずっと君が迎えに来るのを待ってる。
そして、ちゃんときみは私の近くまで来てくれることになった。

