きみとわたしの365日


そんな、わたしを捕らえ続けている男の子がこの春帰ってくることになった。


最後の高校生活を、きみと過ごせることになった。


遅いよ。あと1年しかないじゃない。
ばか。


なんて、いつも強気な発言しかできなかったのは、きみの前では、周りの女の子とは違う、お姉さんな女の子になりたかったから。


お母さんからきみが帰ってくることを聞いた。


「本当に好きねぇ、あの子のこと」なんて言われて、


「違うし!」とぶっきらぼうに返したけど、本当は「好き」だよ。


たまに送ってくれた手紙も、ちゃんと取ってあるんだから。


ただ、きみのことになると素直になれなくなるの。