「ちよっとストップ!ももねぇ!」
懐かしい名前で呼ばれてはっとする。
そうだ、わたしは瑞樹を「みーちゃん」
瑞樹はわたしを「もも姉」と呼んでたっけ。
足を止めて振り返ると、息が上がっている瑞樹がいた。
「急に走るなよ!…あぁつかれた!」
「…わたしのこと、ちゃんと覚えててくれてるの?」
昔の名前で呼ばれたことが嬉しくて、なぜかこんな質問をしてしまう。
「当たり前だろ。変わらないね、もも姉は。」
当たり前と言われてものすごく嬉しくなる自分がいる。
「あんたは変わりすぎ。わたしより小さかったくせに。」
なんて素直に嬉しいと言えない自分もいる。
「…ごめん、無理に引っ張って。
他の人と帰る予定だった?」
「いや、もともともも姉と帰るつもりだったけど?走るのも、まぁ楽しかったしね。」
「じゃあみーちゃんは、このわたしに感謝するべきね。助けてくれてありがとう!ってね。」
あぁ素直になれない。なんでわたしはこんなに素直になれない子なのか。
「というか、みーちゃんって呼ばないでよ恥ずかしい。もう高校生なのに。」
どうやら人前で呼んだのか恥ずかしかった様子。変えるつもりはないけど。
「じゃあ、わたしも、もも姉呼び止めてよね。そしたら考えてあげる。」
そう言うと、瑞樹は頭を悩ませて考え始めた。
懐かしい名前で呼ばれてはっとする。
そうだ、わたしは瑞樹を「みーちゃん」
瑞樹はわたしを「もも姉」と呼んでたっけ。
足を止めて振り返ると、息が上がっている瑞樹がいた。
「急に走るなよ!…あぁつかれた!」
「…わたしのこと、ちゃんと覚えててくれてるの?」
昔の名前で呼ばれたことが嬉しくて、なぜかこんな質問をしてしまう。
「当たり前だろ。変わらないね、もも姉は。」
当たり前と言われてものすごく嬉しくなる自分がいる。
「あんたは変わりすぎ。わたしより小さかったくせに。」
なんて素直に嬉しいと言えない自分もいる。
「…ごめん、無理に引っ張って。
他の人と帰る予定だった?」
「いや、もともともも姉と帰るつもりだったけど?走るのも、まぁ楽しかったしね。」
「じゃあみーちゃんは、このわたしに感謝するべきね。助けてくれてありがとう!ってね。」
あぁ素直になれない。なんでわたしはこんなに素直になれない子なのか。
「というか、みーちゃんって呼ばないでよ恥ずかしい。もう高校生なのに。」
どうやら人前で呼んだのか恥ずかしかった様子。変えるつもりはないけど。
「じゃあ、わたしも、もも姉呼び止めてよね。そしたら考えてあげる。」
そう言うと、瑞樹は頭を悩ませて考え始めた。

