きみとわたしの365日

背が高い男子が入ってきた。
一言で言い表すなら爽やか…?なのか、でもゆるい感じがする。


きっとこれは女子にモテる分類に入る。
なんて、冷静に観察して見る。


だけど、実際には内心凄く動揺している。


「はい、転校生くん自己紹介!」
なんてかけ声であいつの自己紹介が始まる。


「花澤瑞樹(ハナザワ ミズキ)です。
一年間よろしく。」
なんてあっさりした自己紹介。


瑞樹…やっぱり転校生は、みーちゃんだった。


ぱっちりした目も、少し天パな黒髪も変わってないけれど、かなり背が伸びてイケメンになって帰ってきた。


あれ、なんだかわたしの知ってるみーちゃんじゃなくなってる。


前みたいに、仲良くできるのかな。
自然に声かけれるのかな。


突然生まれてきた不安のせいで、まったく話しかけることができなかった。


あんなに、楽しみにしてた気持ちはどこへ行ってしまったのやら。