マルボロ・ヒーロー


……変わってない、と思った。


長い月日が流れても
何も変わらない。



いつまで経っても消化できずに、記憶の片隅でくすぶっていた彼女への想いは

ブラックホールのように巨大化し、あっという間に俺を丸ごと飲み込んでしまう。




……あぁ



もう




ダメだ。