マルボロ・ヒーロー


「よーし…お前から食ってやるー!!」


デビルはどうやら人質を決めたようだ。

一番前の列の女性です、とスタッフが俺に告げる。


「…了解。」


『みんな、大丈夫だ!きっと、ヒーローが助けに来てくれるよ!』


サクのいつもの決まり文句を聞いた後
俺は舞台袖にスタンバイした。