俺はあの日から頑張ってる…つもり。


部活では目立つようにそれなりに頑張ったり、校内で会ったら視界に入るようにしたり…とか。


話すチャンスは無いけど…頑張ってる、と思う。


それでも、やっぱり振り向いてくれなくて…。


進歩ないなぁ....


「あ、先輩!」


部活中、後輩の森岡ーもりおかーが話し掛けてきた。


森岡とは結構仲がよくて、よく話したりする。


「先輩。俺、高橋のこと気になってるんですよー。クラスは違うんですけど結構話すんです。応援してくれますか?」


衝撃的事実。