俺は後から多目的室に戻った。 「戻るの遅かったな。辞書見つかりにくかったか?」 席に座ると川谷が聞いてきた。 「ああ辞書.....」 あ....ない。 高橋を起こした時置いてきたんだ。 「お前忘れたのか?もう物忘れか」 と言って川谷は笑った。 でも俺が暗かったからか、川谷は真剣な顔になった。 「さっき高橋が戻ってきてたけど....もしかしてなんかあったか?」