「あっ、着いた。じゃあなー。」 いつの間にか俺の家の前まできていたから逃げるように家に入った。 「お、おい!逃げるなよーー!」 川谷がそんなこと言ってたけど、無視した。 「ただいまー。」 返事が帰ってこない。 どっかいってるんだな。 誰もいないし、やることも無い俺は風呂に入った。 湯船に浸かり考える。 高橋のことを…。 自分でもわかった。 顔が赤くなることを。