「今日で3年男子は引退だ。1人ずつコメントを。じゃあ、ここは部長から。」
コーチに言われ、川谷が前に出る。
「はい。今まで本当にありがとうございました……………………………
………………………………………………………………………。」
と、俺たちのコメントが終わり、
俺たちは引退となった。
「じゃあ、帰るか。」
川谷が横に並んだ。
俺にとっては今日が運命の日なんだ。
高橋には帰るときに俺たちの家の最寄り駅に残ってと事前に言ってある。
川谷が囁く
「今日だな。いやー。今までよく来たねー。」
「うるせぇーな。おやじかよ。」
「ははっ。頑張れよ!応援してんだからな。」
「おう!」
そこで俺と川谷は別れた。