恋はスマッシュ



肘で脇腹を突っつく。


「いたっ....ていうかお前、まだ諦めたわけないよな?」


「は?」



なに言ってるの川谷クン。


俺もう終わったと思ってこんなに泣いたんだけど。



「だってよ~お前、嫌いって言われたわけでも、別に好きな人がいます。って言われたわけでもないだろ?」


「それはそうだけど....」


でもやっぱり諦められない!って女々しくねぇか?


「そんなにすぐ吹っ切れるか?」



「それは.....無理。」



そう言うと、川谷はニカッと笑った。


「お前が吹っ切れるまで無理に忘れなくてもいいの。な?」


わしゃわしゃと俺の頭を撫でる。


「そっか。わかった。」