恋はスマッシュ



「私は....私は、前にも言ったように誰とも付き合う気はありません。」


聞きなれない距離からの声。


少しくぐもった声で現実を突きつけられる。



「そっか.....」


「私が鳴理先輩が憧れなのに代わりありません。気持ちがごちゃごちゃして避けてしまってすいません。」


「いや、いいよ。」


ていうのは少し嘘。


すっごく傷ついた。


でもやっぱりかっこよく見られたい。


「さっきもいったみたいに、鳴理先輩は私の憧れです。だから....私のせいでバドミントンに支障が出てほしくない。」



高橋は苦しそうに呟いた。


そっか自分のせいだと高橋は責めていたんだ。


「ごめん。もうこの事は忘れて。これからはただの先輩。」