わかっていたけど改めて言われるとグサッて来る。
「男らしくないよそんなくよくよして、試合にも出れなくなった?自業自得じゃん!」
「はい。その通りでございます。」
なんで敬語なんだ俺。
「しかもまだ返事聞いてないんでしょ?なんでフラれるって決めつけるかなぁ。
フラるとしても、先伸ばしにして、あげくのはてに避けられてるんでしょ?それがお兄ちゃんのやりたかったことなの!?違うでしょ?」
思わず背筋が伸びるような言葉の攻撃で俺のライフはほぼゼロになった。
音羽は息があがりながらも続けた。
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