「なんだよ~。結構アップしたのに…。」 「ま、まぁ、次の試合の為に……。」 うんうんと妙な納得を二人でしながら、体育館へ戻った。 キュッキュッとシューズの音が体育館でこだまする。 「あっつ....」 体育館の中は、選手たちの熱気で湿度が高く汗が吹き出してきた。